みなさん、こんにちは。
安心・安全のための生活情報局
局長のやまさきです。
連載中の「実録!たった3か月の活動で転職成功するまでの全行程」の更新が少し、停滞しています。
申し訳ありません。
今回は、メールで相談をいただいた方のお話を許可をいただいたので、みなさんの中にも同じような悩みを持った方がいると思われますので、参考にしていただければと記事にさせていただきます。
超売り手市場の転職市場なのに転職先がなぜ決まらない?
現在の転職市場は、巷では超売り手市場と言われています。
多くの企業では人手不足が大きな問題となっており、人材が欲しくて仕方がない状況にある状況です。
このような状況の中で、就職も転職も「余裕」とか「楽勝」なんて声も聞こえているようですが、実際はそうでもないようで、転職先がなかなか決まらないという人もいるようです。
今回、私に相談をしてきた方も超売り手市場だからと思って、それまでの会社を嫌になって、辞めてしまってから、転職活動をしている状況で、4か月経っても転職先が決まらないという、現実に向き合われていました。
なぜ、このような状況に陥ってしまったのでしょう。
売り手市場は幻想
以前、当サイトでみなさんにお届けしている記事で「転職・就活の売り手市場はいつまで続く?2018年以降の現実を予想」というものがあります。
今回の相談をくれた方はこの記事を最近読んで、連絡をしてくださったのですが、「実際にこの記事に書いてある通りです。」と書いておられました。
ニュースを見れば転職市場が活性化している、ネットを開けば、今、転職をしないと損をするかのように煽り立てられ、その時の会社に嫌気がさしていたので、こんなにも売り手市場なら大丈夫だろうと退職をされてしまったんですね。
みなさんにもう一度はっきりとお伝えします。
超売り手市場といわれている現在の転職市場は幻想です。
現在、世間で言われている売り手市場というのは、企業の怠慢と政府の戦略により生み出されている現象と私は考えています。
ですから、企業の求める人材像とみなさんが行う応募の仕方に乖離があるので、なかなか希望の転職先が決まらないという状況になってしまうんです。
人気のある有名企業は倍率が高い
いくら、超がつく売り手市場と言っても、人気のある有名企業は倍率も高く、なかなか採用にまでは至りません。
これは、当然と言えますよね。
今回、相談をしてくれた方は、「せっかくの売り手市場なんだから、有名企業に転職してやれ!」と大手の有名企業の募集にばかり応募されていたそうです。
実はわたしがおすすめする考え方はある意味、相談をしてくださった方の考え方とは逆なんですね。
わたしの考え方はせっかく転職をするのですから、自分自身のやりたいことやその企業の実績、さらに言えば、その企業の将来性をじっくり考えて、中堅どころでも挑戦する企業なんかを選ぶという考え方なんです。
今回、わたしが10回目の転職先に選んだ企業は、将来性は今後次第、自分が変えてやるんだとの意気込みを買っていただけた採用でした。
企業規模は業界としては中小に分類されますが、親会社が大企業でしたので、資金繰りではそれほど困ることなく、挑戦ができる風土を感じたので、転職しました。
現在で3か月目ですが、挑戦の日々で、忙しく、プレッシャーも大きいですが、楽しんで仕事しています。
企業は即戦力になる人材を欲している
これも以前、当サイトでみなさんにお届けしている記事「転職・就活の売り手市場はいつまで続く?2018年以降の現実を予想」でお伝えしていますが、企業がこれまでに怠慢なことをしてきていたために現在の状況があるんです。
簡単に言うと企業は利益と効率を優先するあまり、人材育成を充分には行ってきておらず、その中でもしっかりとした経験を持った有能な社員は転職をして他社へ移ってしまい、それに準ずるレベルの人材も企業の利益確保のために実施する早期退職制度などで流出してしまっているのが現実なんです。
有名企業も中小企業も基本的には大きく変わりません。
ですから、従業員数はある程度充足していても金を生み出せる有能な人材が不足しているので、求人を出す。
未曽有の売り手市場の出来上がりなんです。
この仕組みをわかっていると、安易に退職をしてからの転職活動は選択できませんよね?
ただ、政府に主導された形でマスコミがテレビやラジオ、新聞、雑誌、ネット等のあらゆるメディアを使って、売り手市場だから転職しよう!と煽るので、相談者のような方が多く発生しているんです。
転職先が決まらなかった場合はどうなる?
みなさんは、なぜ、政府が主導してこんな状況を作り出す必要があるのか?と思っていませんか。
私が考える構図はこうです。
日本は高齢化社会で人口が減ってきています。
人口が減っている状況で企業の生産活動の活性化は見込まれません。
しかし、この国の社会保障費は膨れて行ってしまっています。
国にはお金が必要なんです。
現在は所得税を増税していますが、今後は
現在は個人の所得税をターゲットに増税していますが、今後は企業の収益に対して増税する方向にシフトしていくでしょう。
このような計画をもとに考えると、企業の収益を上げるためには、従業員が社員ではなく非正規の従業員であれば、給与を安く抑えることができ、収益の拡大を図ることができ、その大きく膨らんだ収益から税金を取ることで日本という国家の資金を賄おうとしているということです。
これを実現するためにも正規の従業員数を減らして、非正規の従業員を増やす必要があるんです。
これが今の転職市場が売り手市場になっているカラクリです。
そうして、今回の相談者のように転職先が決まらないという現実が発生する原因でもあるんです。
ということは、転職先がいつまでも決まらなければ、失業保険もいつまでも支給されませんから、非正規で何らかの仕事をすることになってしまい、そのまま、非正規からの脱出が困難な状況になってしまうということです。
これが今現在の超売り手市場の行き着く先と言えるでしょう。
まとめ:どうすれば希望の企業に転職できるのか
みなさんもここまで読んでくると、「転職なんて無理」と感じてしまったのではないでしょうか?
わたしは、転職できました。
何が違うのでしょうか?
企業は非正規の従業員は増やしたいですが、全員が非正規というわけにはいきません。
非正規を束ねる人材や次世代の人気商品を生み出す人材は正規の従業員として必要です。
そういった、「企業が必要とする人材として自分自身を企業に売り込めるか」、ということがみなさんの転職を成功に導くことができるか、失敗するかを分ける、分かれ目になるということです。
このノウハウは、現在お届けしている体験談で順を追って全てを明らかにさせていただきます。
相談をくださった方とは約2か月のやり取りをさせていただく中で、ノウハウをすべて伝授させていただきました。
その結果、現在は中小の電子機器メーカーに転職をされ、バリバリとお仕事をされているそうです。
このように、やるべきことをしっかりと実施し、アピールすべきポイントを外すことなくアピールできれば、企業にとって必要な人材として採用されます
みなさんも転職活動をしっかりとして、成功を目指しましょう!!
また、わたしが活用したおススメを紹介しておきますので、参考にしてくださいね。
DODA
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ぜひ、参考にしていただき、登録だけでもしておくとこの先にも役立ちますですので備えておいてくださいね。
では、また。