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転職・就活の売り手市場はいつまで続く?2018年以降の現実を予想

 

みなさん、こんばんは。

安心・安全のための生活情報局

局長のやまさきです。

最近は人手不足、人材不足なので、有効求人倍率が上がり、就職や転職を希望する人にとって、売り手市場なので、いいタイミングだなどと、巷間、実しやかに語られています。

みなさん、本当に現在が売り手市場と実感されていますか?

就職や転職を希望されているから、みなさんはこの記事にたどり着いていると思います。中には、既に現在活動をしている方もいると思いますが、希望する企業から、簡単に内定が取れましたか?

そうなんです、現在が果たして、本当に売り手市場なのでしょうか?

今後もこの売り手市場と言われている状況は続くのでしょうか?

そもそも、本当に現在は売り手市場なのでしょうか?

現実をしっかりと見据えた、2018年以降の予測をお伝えします。

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わたし自身、数か月前に3か月の転職活動で転職を成功させることができました。

そのすべての過程を記事にしています。

ぜひ参考にしてください!!

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求職者にとっての売り手市場の現実と未来

お仕事を探して、定職に就きたいと考えている人のことを「求職者」といい、企業が働いてくれる人を探していることを「求人」と言います。

求人倍率って

求人と求職者の関係から、「求人倍率」が算出されています。求職者一人当たりにどれくらいの求人があるかという、数値です。「求人倍率」1.0を下回っていると、求職者一人に対して、求人が1件以下ということになり、求職者同士で競い合わないと、仕事に就けないということです。

逆に「求人倍率」が1.0を上回ると求職者一人に対して、求人が1件以上あるということになり、求職者同士が競い合うことなく、仕事に就けるということです。

売り手市場とは

求人倍率が1.0を超えてると、理論上は、求職者が求人を選べることになります。

このことを売り手市場と一般的には、言われています。

現在は、この求人倍率が1.0を超えているので、売り手市場と言われています。

昨年の11月の求人倍率は1.56倍と高い水準で推移しています。

求人倍率と景気

求人倍率が高いと企業がそれだけ、人材を必要としているので、景気は良いというのが、セオリーとなっています。

ですから、景気の指標の一つに求人倍率が挙げられているのも納得ですね。

みなさん、現在の景気は良いと感じていますか?

わたしは、決して良いとは言い切れない状況だと思います。

景気が良いという、実感はないのに求人倍率が上がっている(高止まりしている)。

これには、何か、わたしたちが見落としている、カラクリがあるのではないでしょうか?

人口と経済活動

今の日本は人口が減少している状況で、さらには高齢化が進んでいる社会です。

このような状況では、経済活動は活発にはなり切れない状況に陥っていると考えられます。

企業はモノや価値を私たちに提供することで、その対価を稼いでいます。私たちが支払うお金は企業からの給料で稼いでいます。高齢者の方は年金等で得た収入で対価を支払っています。

労働に従事する世代の人口は減少していて、高齢者は若い人に比べて、消費意欲も低いですから、相対的に日本国内の消費は減少しているはずです。

消費が減少しているのであれば、企業の経済活動は縮小する傾向を示すはずで、売り上げが、利益が大幅に成長したという、企業の決算情報も最近では、あまり聞かなくなりました。

これらの事から、考えても経済活動は、縮小の傾向にあり、決して大幅な拡大をしている状況ではないと判断できます。

経済状況と求人

本来であれば、このような経済状況では、求人が増えるはずは無いんです。

なのに、現在は、求人倍率が高くなっています。

どうしてでしょうか?

理由は、特定の職種や業務に偏った求人が多いことと、正規雇用の求人が少ないことが挙げられます。

現在の日本は若年者層よりも高齢者層の方が多い状況です。このような状況の中でも平均寿命は延びていますが、健康な状態で寿命がすべて伸びているわけではなく、介護の必要がある、高齢者の方が増えているということです。

この状況から、介護関係の求人は非常に多くなっていますが、この業種は、いわゆる3K業種なので、敬遠されがちです。

また、企業は正規雇用をする場合と非正規雇用をする場合とでは、掛かるトータルの人件費は大幅に異なります。企業にとっては、非正規雇用で人材を確保できる方が安く人材を使い、収益が大きく見込めるので、正規雇用は避けたいというのが、本音です。

 

「求職者」と「求人」のアンマッチ

つまり、企業側の採用条件と求職者側の希望条件がマッチングしていないため、なかなか決定しないのが現実です。

あなたが、事務系の正社員を希望して職を探していても、求人は現場職や介護職がほとんどで、事務系の職種は、専門性が高くない、一般事務系の職種の場合は、短時間労働のパート募集が多いか、正社員であったとしても、安い給与の設定になっています。

このように条件面でアンマッチングが発生しているので、あなたの選択肢は、3つになります。

安くても我慢して、希望する職種の正社員になる。

時給制になり、社会保険も自分で支払わなければならなくなるが、希望する職種のパートになる。

背に腹は代えられないので、給料の高い希望とは違う職種の正社員になる。

これら、3つの選択を強いられるのです。

もちろん、希望の通りに就職できる方もいると思いますが、すべてではありません。

最悪の場合、第4の選択で仕事をしない。という選択をされる方もいるかもしれないですね。

現在の売り手市場は幻想

話が振出しに戻ったように感じられるかもしれませんが、巷間、売り手市場と言われている、就職、転職市場ですが、これは、マスコミや政府が作り出した幻想に私は感じています。

大きな成長が見込めない国内の状況の中で、設備投資や人材確保を大きく実施する企業は少ないと言わざるを得ません。このような環境の中で、希望する仕事に希望する条件で入社することは困難な状況と言えるでしょう。

にもかかわらず、なぜ、「売り手市場だ」と巷間では騒ぎ立てているんでしょう。

これには、政府の意図が大きく絡んでいると推測されますが、この点についてお話をするとかなり長くなるので、別の機会でお伝えしますが、マスコミによる報道は、特に全ての報道が同じ事を言っている場合は、その後ろに何らかの意図が隠されていると思ってみると面白いほどに色んな事が見えますよ。

話が脱線をしましたので、戻します。

日本の人口構成、経済活動の状況、このいずれを取ってみても、現在、多くの人材が必要になる環境ではありません。なのに、今、求人が多いのは、人材が育成できていなかったことと、退職者が多く、最低限の人員確保も厳しい状況になっている。というところが、現実の求人実態ではないでしょうか。

ということは、現在の売り手市場は、幻想と言わざるを得ません。

 

まとめ

転職を考えているあなた、就職活動中のあなたも、巷間騒がれている、売り手市場の状況は幻想にすぎないと覚悟してください。

早晩、売り手市場という幻想の化けの皮が剥がれます。その時は、本当の就職氷河期がやってきます。その時には、今以上に、人材育成ができずに人海戦術で業務をこなそうと考えている企業か、従業員の定年退職や早期退職で年齢層バランスが崩れ、その補充のための求人をしている企業が多いと考えられ、このような内容で採用されると、ブラックか準ブラックの企業対応をなると容易に想像できます。

本当にしたいことがあり、それができる環境の企業に入り、仕事をしたいのなら、しっかりと地に足を付けた、活動をするようにしてください。

また、当サイトの記事を参考に戦略的に活動をして、成功を掴んでください。

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では、また。

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