みなさん、こんにちは。
安心・安全のための生活情報局
局長のやまさきです。
前回、前々回と続き、今回が本シリーズの第三章になります。
この第三章はより実践的な内容になってきますが、この章でお伝えすることは、第一章でお伝えしたチェックポイントを押さえ、転職を決意され、第二章でお伝えした自身の実績の棚卸しをきっちりと終えている方が対象です。
多くのサイトやメディアで職務経歴書の極意や面接の極意のような記事が多くありますが、当サイトの第一章や第二章の内容をしっかりと説明している記事は少ないです。それはなぜか?
みなさんにそれぞれのアプローチの仕方があり、結局こうすればOKという、わかりやすい記事にならないからなんです。
わたしが当サイトでこの部分を記事にしたのは、転職で成功するために最も重要なポイントだったからなんです。
もし、みなさんが今、「転職をしたい」や「今の職場はもう嫌だ」と思っているけれど、先の記事の内容は実行したいけれど「どうすればいいのかわからない。」と感じておられれば、気軽にお問い合わせください。
わたしの経験とノウハウをもってお手伝いをさせていただきます。
それでは、第三章の転職で成功するための職務経歴書作成の仕方編をお届けします。
前回の記事を読まれていない方はこちらを読んでみてください。
実録!たった3ヶ月の活動で転職成功するまでの全行程!~第二章~
実録!たった3ヶ月の活動で転職成功するまでの全行程!~第一章~
実録!たった3ヶ月の活動で転職成功するまでの全行程!~プロローグ~
転職に役立つ記事はこちらから。
~第三章~ 転職を有利にできる職務経歴書作成の仕方
転職活動において作成しなければならない書類が二種類あります。
それは、履歴書と職務経歴書です。
履歴書はみなさんがこれまでにどのような教育を受け、どのような企業に勤めていたかを記載する書類です。これはみなさんの経歴の目次のようなものです。コンビニや文具売り場で売っている履歴書を購入して記載してもいいですし、ネットでフリーのテンプレートがありますので、それをダウンロードして使用しても構いません。
よく、「転職活動で提出する書類は手書きで」と、説明する記事を多く見ますが、わたし自身の経験では、関係ないです。パソコンで作成する方が修正や追記がしやすいですし、繰り返し印刷できるので便利です。
職務経歴書はみなさんのこれまでの経歴の詳細を記載する書類になります。これは、みなさんがこれまでにどのような企業でどのような業務を行い、どれだけの実績を上げてきたかということを応募企業に伝えるための書類です。ただ、企業に伝えるためだけの書類ではないことも覚えておいてください。
職務経歴書はあなた自身をあなたが希望する企業に売り込むためのツールであることと面接の台本にもなる書類であるんです。
当サイトでも以前に「職務経歴書のタブー」をお伝えする記事がありますので、そちらも一度目を通していただけるとより理解していただけるでしょう。
棚卸しの結果をすべて盛り込む
職務経歴書を初めて書かれる方は「どんな風に書けばいいのか?」というところから分からないでしょう。
わたしも最初の転職の時は全く分かりませんでした。
ただ、確実に言えることは、第二章でみなさんに実施していただいた、棚卸しの内容をすべて盛り込んで作成すると言うことです。
具体的な書き方ですが、わたしの経験上、おすすめするのは、みなさんが経験されてきた企業ごとに棚卸しの結果を書き記していく方法です。
これはわたしのようなジョブホッパーには特におすすめです。
これまでに転職をされていない方は、一社のみの経験になりますので、古い順に所属部署、業務内容、実績の順で記載するといいでしょう。
複数社、すでに転職されている方もやはり、古い順に記載する方がいいです。
古い順にあなたが所属してきた企業と部署、業務内容、実績の順で記載してください。よく、経験業務ごとで職務経歴書を記載した方がいいという、サイトや記事を見かけますが、わたしの採用する側にいたときの経験からすると、採用する側にとって、その書き方は、見にくいだけでなく面接の際に質問がしにくくなります。
ただし、非常に専門性の高い職業をされている方は、逆に経験業務内容ごとの職務経歴書の方が見やすく、面接もしやすいですね。
一般的な企業で営業や開発等への転職を希望される多くの方には、時系列で企業ごとに記載する職務経歴書の書き方をオススメします。
光り輝く職務経歴書にするポイント
職務経歴書で転職を有利にするって、企業や部署ごとに時系列で記載しただけでは、有利にはなりません。
ほかの応募者よりも秀でた実績があってもその実績は過去のものですので、有利になることはあまりありません。
では、どうすれば他の応募者よりも有利になれる職務経歴書を作成できるんでしょう?
これは、わたしがジョブホッパーとして動いても転職を成功させてきている方法なんですが・・・。
この記事を読んでくださっている、みなさんにだけお教えしますね。
しっかりと自身の実績を棚卸しできた方は、「以前の経験を次にどう活かしたか」というポイントでもしっかりと思い出されているでしょう。
この「経験をどう活かしたか」ということと「そのときに何を得たのか」と言うことを明確に各企業や部署の締めくくりに記載するんです。
この2つのポイントを押さえた職務経歴書は、他の職務経歴書よりも採用する側からすると光り輝いて見え、有利になるんです。
なぜ、光り輝くのかというとあなたが経験してきた業務や成功実績、失敗の実績をあなた自身がどう受け止め、どのように職務に活かしてきたのか。あなたの仕事に対する姿勢や考え方が分かるからなんです。
失敗の経験も次の業務や成功への糧とできる、客観的に自分自身を見つめることのできる人材こそ企業が、求めている人材だからです。
自分自身で考え、様々な角度から多様性を持った思考で成功への道筋を立てられるか、これができる人材こそ、企業という風土が変化しても結果を出すことのできる即戦力として期待できるからです。
ですので、第二章で失敗の経験を棚卸しするように念押しをしたのもここに繋がるからなんです。
しっかりとこのポイントを記載した職務経歴書を作成してください。
もし、このポイントが書けないようなら、もう一度、第二章へ戻り、棚卸しをしっかりとやり直してください。
A4用紙1枚に収める必要なんてない
多くのサイトなどの情報には、「職務経歴書は簡潔に作成して、できるだけA4用紙一枚で収めましょう。」と書かれていますよね。
これは、全く信じる必要はありません。
わたしは、今回の転職では職務経歴書はA4用紙8枚の大作でした。
10回目の転職ですので、とてもA4用紙で1枚なんて無理ですが、だいたい、1社の経験につきA4用紙1枚の感覚で記載しています。
しっかりとした棚卸しをし、光り輝くポイントを入れて職務経歴書を作成するとA4用紙1枚程度にはなってしまいます。
これをよくある情報にだまされて、簡単な職務経歴書で作成してしまうと、書類選考でふるい落とされる確率が高くなるんです。
わたしの提供する情報は、いかに他の応募者よりも有利になるかという目線で追求し、自分自身が実際に実践し、成功してきている方法なので、間違いありません。
職務経歴書の善し悪しは、簡潔さでもなく、量でもなく、そこに書かれている情報が企業にとって必要な情報かどうかです。
企業は多くの応募者の中から、あなたという人材を探し出さなければなりません。
探し出す基準は、即戦力として結果を出せる人材か、企業風土が変わっても発揮する能力に差が生じないか、優秀な人材かといった順序で検討します。
この順序が重要で、これまでの実績がどんなに素晴らしくても失敗の経験や自身の経歴を客観視できていない人材は、即戦力としてという項目と企業風土が変わってもという項目で弱いんです。
この部分を猛烈にアピールするのが、この記事で紹介している職務経歴書の書き方です。
企業が応募者を選定する際の上位項目をアピールする職務経歴書が応募書類に入っていれば、優先的に読まれますよね。
だから、職務経歴書の枚数が多くても有利になるんです。
職務経歴書は自身の広告
これまでの記事でも何度かお伝えしていますが、職務経歴書はあなたの広告です。
広告と言うことは、書き記すべきことはすべて記載してあるが、決して余計なことは記載せず、論理的かつ整然とした記載をするようにしてください。
経験した業務や実績は箇条書きにするなど、相手にとって見やすさを意識した記載にしましょう。
アピールすべきポイントは強調して、アピールしてください。
この強調においては遠慮は無用ですが、カラーによる強調はオススメしません。
カラーで強調すると目に入る情報量が白黒に比べて極端に多くなってしまうので、採用する側からすると迷惑なんです。
この場合の強調はフォントサイズの変更や太字、下線などで目立たせるようにしましょう。
わたしの職務経歴書は企業ごとに何をしてきたのかということを箇条書きにし、この箇条書きは太字で記載しています。
それぞれの箇条書きの下に実績を書くようなスタイルです。
この実績は通常文字にしていますが、特に目立たせたい箇所のみ太字の下線で強調するスタイルで、過去7回は一貫しています。
企業にとって欲しい人材に見せるテクニック
職務経歴書はあなた自身の仕事に対する姿勢やモチベーション、様々な適性を推し量る情報を詰め込んだ書類です。
企業があなたの職務経歴書を見て、「んっ!」と手が止まる内容でなければなりません。
これが、アイキャッチです。
このアイキャッチが成功しなければ、それ以上に進むことはできず、あなたの職務経歴書はシュレッダーで裁断されてしまいます。
あなた自身がしっかりとこれまでの記事を読んで、実行していれば、アイキャッチはクリアできます。じっくりと読んでもらえる職務経歴書になっているはずです。
ここで、最後の一押しが必要なんですが、「これ以上、できることなんてない」なんて感じていませんか?
これまでに何度もお伝えしていますが、わたしは採用する側とされる側を経験しています。
この経験を活かしてみなさんに様々な情報をお伝えしているんですが、企業にとって今欲しい人材は、即戦力で幅広い活躍をしてくれる人材なんです。
ということは、
あなたがしなければならないことは?
そのような人材であることをアピールすればいいんです!
「でも、どうやって?」と考えてしまいますよね。
すごく簡単ですが、効果が高い方法があるんですが、この方法だけでは絶対にうまくいかないんです。
これまで当サイトでお伝えしている、特にこの連載の内容をしっかりと実行している方にのみ通用する方法です。
では、お伝えします。
これまでに実績を記載する方法をお伝えしています、さらに強調してアピールすることもお伝えしましたよね。
この実績のアピールで成功の実績のアピールと失敗の実績のアピールで強調の方法を変え、失敗の実績の方が目立つようにするんです。
そうして、その失敗を糧に成功へと導くことができた実績を関連づけてアピールするんです。
こうすると、あなたは失敗しても潰れることのない人材、それどころか失敗からのリカバリーの方法を知っている人材、自らが考え、取り組むことができる人材という、評価に繋がります。
ここまで来ると書類選考通過は確実になるでしょう。
採用する側からすると、環境が変化しても自らの発想を持ちながら、結果を出すことのできる即戦力の人材と評価してもらえるんですから。
まとめ:職務経歴書はあなた自身を売り込む最重要ツール
みなさんの転職を成功させるために必要なことをこれまでにもお伝えしてきていますが、今回の職務経歴書の作成はご自身を売り込むための最重要ツールと認識をしてください。
書類選考も職務経歴書が重要視されます。
面接の時に質問される内容もその多くは職務経歴書を採用する側は参考にしています。あなたが職務経歴書を提出したその瞬間から、職務経歴書はあなたに変わって応募した企業の採用担当者に対してアピールしていく書類と感じてください。
あなたを企業に売り込む広告が職務経歴書なんです。
さらに言えば、面接時に参考にされると言うことは、面接時の台本でもあるんです。
このように応募した瞬間からあなたの分身として動く職務経歴書作成のポイントを整理しましょう。
職務経歴書作成のポイント
1.実績の棚卸し結果をすべて盛り込む
2.光り輝く職務経歴書の作成を目指す(失敗の実績を活用)
3.ボリュームは気にせず、読まれることを第一に!
4.自分自身の広告と考え、目立たせる
5.企業に売り込める実績を強調する
職務経歴書の作成は自分自身の実績を含めたこれまでの社会人人生の回顧録のようなものです。こんなにも様々なことを成し遂げてきたのかというような大いなる自信につながります。これは転職をしなかったとしても自分自身にとって人生を豊かにしてくれます。
ですが、当サイトを訪問いただいているということは転職を成功させたい方だと思いますので、ぜひとも転職を成功させ、豊かな人生にしていきましょう。
次回は、「実録!たった3ヶ月の活動で転職成功するまでの全行程!~第四章~」
案件検索編をお届けします。
しっかりと自分自身の職務経歴書を作成しておいてください。
また、わたしが活用したおススメの転職サイトやエージェントを紹介しておきますので、参考にしてくださいね。
DODA
リクナビNEXT
JAC Recruitment
マイナビエージェント
ぜひ、参考にしていただき、登録だけでもしておくとこの先にも役立ちますですので備えておいてくださいね。
では、また。