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IQOS(アイコス)やglo(グロー)、新型たばこは本当に安全なのか?みんなが知らないリスクとは

みなさんこんにちは

安心・安全のための生活情報局

局長のやまさきです。

今日はアイコスやグロー、プルームテックなどのいわゆる電子タバコ、新型たばこと言われている、商品のみなさんが気づいていないリスクについて、お伝えします。

 

急拡大の裏側にある“知られざる健康リスク”の事実

この数年の間で愛用する人が急激に増えた「IQOS(アイコス)」や「glo(グロー)」などの新型たばこ。

 

みなさんもなんとなく、紙たばこよりクリーンなイメージを持っていませんか?

 

一部ですが、「紙たばこは禁止だが、新型たばこならOK」という飲食店も出てきています。

 

みなさん、ご存知ですか?

 

新型たばこの一種である電子タバコの「ベイプ」の健康被害が社会問題となり、米国では販売禁止の方針を打ち出されていることを。

 

そんな中、日本は世界一新型たばこが普及している国といわれ、警鐘を鳴らす専門家もいるくらいなんです。

 

米国では疾患の報告が多発!!

みなさんの中には「いずれは禁煙しようと新型たばこに切り替えた。新型たばこだったら体に悪くなさそうだし、副流煙も少ないし……。」なんて感じて普通の紙巻きたばこから切り替えられた方も多いのではないでしょうか。

 

新型たばことは、アイコス、グロー、プルーム・テックなどの加熱式たばこと、専用器で「リキッド」と呼ばれる溶液を吸う電子たばこの総称です。

 

かく言う私も、アイコスやグロー、プルームテックのすべてを購入して喫煙しました。

アイコスとグローは加熱式のたばこなので、味に馴染めませんでした。

なんとなく、煙にいぶされた狸になったようで、みじめな気持ちになってしまい、ストレスが余計に溜まってしまったのでやめました。

プルームテックは狸感はないのですが、インパクトが違うことと、吸い込んだ後に何か肺にこびりつくような感覚があって、やめました。

 

ただ、世間一般では、紙たばこに代わる勢いの新型たばこ、米国ではこれが原因とされる次々と疾患が報告されています。

米疾病予防センター(CDC)によると、10月8日現在で、電子たばこ使用に関連する肺疾患は1,299件発生。

肺疾患として病気になるだけでなく、アラバマやカリフォルニアなどの21州で、26人の死亡が確認されています。

患者の内訳としては70%が男性、80%が35歳以下。中でも20歳以下が約3割を占めました。

新型たばこによる健康被害が若い男性を中心に広がっていることが明らかになったんです。

 

米国政府はこれを受け、トランプ政権がフレーバー付きの電子たばこの販売禁止する方針を決めたと報道されています。

日本もこれは対岸の火事ではない!

幸いにも日本では、ニコチン入りの電子たばこの販売は許可されていません。

ただ、ニコチンが入っていない電子たばこについては若者を中心に広がっていることも事実です。

繁華街などで新型たばこの専門店を見かけることも多くなってきました。

 

今回米国で禁止する動きとなっている電子たばこですが、この健康被害のメカニズムについて色々調べてみました。

その結果は「現時点ではっきりと特定できていないというのが事実です。」

ただ、ネット上にあった患者さんの写真を見る限り、私の感覚では、「電子たばこの頻繁な使用や含まれる化学物質によって肺が障害を受け、炎症が起きて肺炎となったのではないかなぁ」と推測しています。

 

病気になる前にできることをするという、予防医学がありますが、この予防医学の考え方では、原因が結果を引き起こす詳細なメカニズムが解明されていなくても、何らかの原因によって病気になる人が増えれば、その原因を遠ざけることで十分に予防できると考えます。

 

今回の米国での措置は、これ以上若者の健康被害が広がるのを防ぐために、すばやく販売禁止の方針を決めたものと考えられます。

 

日本でもこれくらいスピーディな措置をしてくれるといいのですが・・・。

 

実は、日本でもすでにアイコスによる急性好酸球性肺炎の症例報告がされています。

この患者は一時的に生命の危機に陥ったとの情報もあります。

 

新型たばこは「なんとなく体に悪くなさそう」と吸い始めた新型たばこによる健康被害が、実際に日本国内でも起こり始めているんです。

新型たばこ、健康への影響が少ないのは本当?!

新型タバコの会社のホームページを見ると、煙が少ないことや、有害物質が軽減されていることが書かれています。

極めてクリーンな製品であるかのようなイメージが強調されています。

 

ただ、健康への影響が減るとはどこにも書かれていませんでした。

 

アイコスのホームページをよく見てみると、「喫煙は肺がんの原因の一つ」「心筋梗塞・脳卒中の危険性や肺気腫を悪化させる危険性を高めます」などと、健康へのリスクを明確に認めています。

グローやプルーム・テックでも同様な内容でした。

 

これまでたばこに関する様々な研究で、紙巻たばこから出る煙には、ニコチンや一酸化炭素、ベンゼン、ホルムアルデヒドなど70種類以上の発がん性のある物質が含まれていることがわかっています。

肺がんや慢性閉そく性肺疾患(COPD)、心筋梗塞など、さまざまな疾患を引き起こすことがわかっています。

 

一方で、紙たばこと新型たばこの一種の加熱式たばこを比較すると、ベンゼンや一酸化炭素などの有害物質は確かに少ないのですが、ホルムアルデヒドやニコチンなどはそれほど減っておらず、逆に増えている有害物質もあることが、研究から明らかになっています。

 

新型たばことどう向き合っていくべきなのか

クリーンなイメージを最前面に出してアピールしてきた新型たばこ。

このような取り組みがなされる場合、実際にはその裏側には大きなリスクが隠されていることが多いものです。

 

遺伝子組み換え食品のときも疫学的な根拠が乏しいといった理由で危険を訴える人々の意見が黙殺されてきています。

 

わたしは今回の新型たばこ、すべてを実際に吸ってみました。

 

紙巻きたばこを常用しているわたしが、新型たばこを吸ったときに感じたのは、感覚的な違和感と紙巻きたばこを吸った時とは違う、肺の感覚でした。

 

特にプルームテックはリキッドを蒸散させたものを吸引するシステムでしたので、息を吐きだしても吐き出しても、肺の中に何かがまとわりついているかのような感覚でした。

これらの感覚から、私は新型たばこはいずれも「体に良くないのでは?」と認識し、吸うことをやめました。

紙巻きタバコは吸っていますが・・・。

 

今回、色々調べてみた結果、紙巻きたばこも新型たばこも体には有害だということがわかりました。

なんとなくクリーンなイメージの新型たばこは決して健康リスクもクリーンという訳ではないことを理解して楽しむようにしましょう。

 

大きな資本、しかも米国資本の仕掛け・・・。

やまさき的には、とんでもないリスクが潜んでいるようにしか思えないのですが・・・。

 

 

では、また。

局長やまさきのイメージ


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