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味覚

“クセになる””やみつきになる”味の秘密とその体でのメカニズム

 

みなさん、こんにちは。

安心・安全のための生活情報局

局長のやまさきです。

 

今日は、昨日に引き続き、味のお話をしたいと思います。

いつも、あれが危険、これはこうだから、良くないみたいなお話ばかりだと行きも詰まるし、面白くないですよね。

ですので、今日はやみつきになる味の秘密について、少し、お話をさせていただきます。

 

 

やみつきになる味ってどんな味?

食品を開発する開発者にとって、やみつきになる味は目標なんですよね。

そんな商品を作ることができれば、ロングランヒットの商品になること間違いなしですので、出世も間違いないですしね。

話を戻しましょう。

やみつきになる味と言えば、「やめられない、とまらない、カ〇ビー、か〇ぱえびせん」ですよね。

吉〇家の牛丼の味なんかも、BSE問題で牛肉の仕入れが変わるまでは、なんとなく、また、食べたくなる味でしたよね。

この、「なんとなく」がやみつきになる味の最大の秘密なんです。

か〇ぱえびせんも、何故か止まらない、次に手が出てしまう・・・。

では、やみつきになる味の必須条件って何だと思われますか?

これについては、京都大学出身の偉い先生が、研究をされていて、砂糖と脂なんだそうです。

わたしは、これにプラスして塩も必要だと思っています。

砂糖は短期に必要なエネルギー源、脂は長期で必要なエネルギー源として、どんな動物でも本能的に欲する成分だとのことです。

人も動物なので、本能的に欲する味の基本的に、砂糖と脂があるそうです。

わたしの考えは、この二つにプラスして、ミネラルの補給で塩味もやみつきになる味の条件に含まれると思います。

日本人の場合には、砂糖(甘味)、脂(コク)、ミネラル(塩味)、旨味がやみつきになる味の基本要素と思います。

本能が欲する味と日本人が好む旨味をバランスよく組み合わさった場合にやみつきになる味になるそうです。

ただ、昨日もお話したように、人の味覚は、曖昧なものなので、多くの人のやみつきになる味を完成させるには、本当に絶妙なバランスが必要になるんです。

 

だから、シンプルな味で濃い味付けなのにそれを感じさせないような味わいのものがやみつきになる味になり、冒頭で強調した「なんとなく」なんです。

本能が欲する味なんですから、理屈がつかない。

「なんとなく」なんです。

わかりやすく言うと、私もそうなんですが、ポテトチップスなんかもなんだかんだ言っても最終的には「うすしお味」が食べたくなりますよね。

他のいろんな味は試してみるんですが、最終的には、なんとなく「うすしお味」に戻ってしまいます。

これが、「やみつきになる味」なんですね。

吉〇家が不振な訳

 

だから、吉〇家の牛丼の味がBSE問題が発生して、牛肉の質が変わるまでの味と変わってからの味、何か違うんですよね。

良く、メディアで三つ巴の牛丼戦争に負けたとか、吉〇家以外が美味しいからとか、言われていますが、わたしは、それまで守り続けてきた吉〇家の味は、以前の牛肉にはマッチしていて、やみつきになる味を生み出していたのに、牛肉が変わって、脂や旨味などのバランスが崩れてしまったから、やみつきになる味にはなっていないんだと思います。

吉〇家さんの開発の方も頑張られているとは思いますが、伝統の味を守ることから離れられずにいるために、なかなかマッチする味付けが決まらず、他社に追い越されているのではないかと思います。

きっとゼロベースで新しい味を生み出すくらいの覚悟で取り組まないと味の復活は厳しいと思います。

 

やみつきになる味は安心できる?

 

最後に、少しだけ、安心・安全のための生活情報局らしい情報を・・・。

やみつきになる味の秘密の3要素は砂糖、脂、塩でしたよね。

これをしっかりと含んだ食品って、カロリーが高くて、塩分高めな感じですよね。

やみつきになる味は太ります。

やみつきになる味は生活習慣病になるために近道です。

ですので、食べ過ぎにはご注意ください。

 

では、また。

 

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