みなさん、こんばんは。
安心・安全のための生活情報局
局長のやまさきです。
本日はみなさんに驚愕の事実を突きつけます。
昔から「人間は第一印象が大切」とよく言われています。もちろん、面接で第一印象は非常に重要なファクターです。わたしは、今回の第一印象をファーストインパクトと名付けます。
ただ、面接においては、ファーストインパクトだけで採用が決まる事はないのです。それ以上に面接での採否の判断に影響を与えるのが、「セカンドインパクト」なんです。この「セカンドインパクト」を印象付けたくて、第一印象を「ファーストインパクト」と表現しました。
面接の採否はセカンドインパクトで決まる!!
セカンドインパクトとは、みなさんにとって聞きなれない表現だと思います。
それは当然です。実は私が考えたからです。
ただ、セカンドインパクトとは、面接が始まってから10分程度経過した時に相手に与える印象の事です。すなわち、面接の担当者はファーストインパクトでこんな感じの人かな?とあなたのことを予測を立てて、その後の10分間で予測を検証した結果が「セカンドインパクト」になります。という、イメージで捉えてください。
良いセカンドインパクトとは
面接担当者は面接の初期段階であなたのことを理解しようとします。そのためにまず、最初の印象、ファーストインパクトで受けた印象を検証する作業に入ります。ですので、面接の最初の10分間程度は、「なぜ」であったり、「どうして」のような質問が多くなってしまいます。この、面接官が受けたファーストインパクトに対する質問(その多くが、「ねぜ」、「どうして」)に対して答える、あなたの答えが面接官のセカンドインパクトになるんです。
ですから、「なぜ」、「どうして」が多い質問に対して、しっかりと的を得た、納得性のある回答をあなたがすることができれば、ファーストインパクトをセカンドインパクトが上回り、あなたの面接が採用へのゴールに向かって進みだします。
ちなみに、私がこれまでに面接をしてきた経験では、ファーストインパクトよりもセカンドインパクトのほうが良い印象で残った人は、8割方採用していました。逆にファーストインパクトよりセカンドインパクトが悪い印象に残った人は、100%不採用の判断になっていました。
面接はコミュニケーションを忘れるな!!
セカンドインパクトをファーストインパクトよりよくするためのポイントは、コミュニケーション力の一言に尽きます。
このコミュニケーション力は決して難しいレベルの事を求めているのではなく、面接官が聞きたい事に対して適切な回答をし、伝えたい事を的確に面接官に伝える事ができるかどうかと前向きな姿勢が感じ取れる雰囲気をまとっているかです。
セカンドインパクトでOKの分類に入れてもらえれば、そのあとは多少の失敗は許容されるんです。
戦略的に見方を変えると先ほどまでの話を総合的に分析してみて下さい。
最初の10分間を勝負どころとして認識し、全力でコミュニケーションを面接官と図ることでセカンドインパクトがファーストインパクトを上回り、評価されるという事です。面接時間が20分でも、30分でも1時間でも関係ありません。最初の10分間です。ここで、セカンドインパクトが決定されます。このセカンドインパクトがその後を全て決めるといっても過言ではありません。
コミュニケーションとは?
面接官とコミュニケーションをしっかり取れるかが、セカンドインパクトの成否を決めますが、面接に望む時はどうしても自分のことを伝えたくて気負いがちになります。ですが、そこをグッとこらえて、面接官が求めている事と意図を理解する事に努め、回答をしている時も面接官の表情などから、話の伝わり度合いを推測しながら話すようにしましょう。
決して、手元に置いた書類や手帳に目を落としながら話すようなことはせずに、相手の目をしっかりと見ながら、話すようにして下さい。
面接官の目を見ることで、面接官が今話している内容に対して、興味があるのかないのか、話の内容が面接官の意図に合致しているのか間違っているのか等を判断できますから、判断をしながら、臨機応変に話を進めることでセカンドインパクトはグッとアップしていきます。
面接官の目を見て話しをするのは、決して目力で・気迫で面接官を押さえ込むためではないので、誤解のないようにしてください。
まとめ
面接の採否を決するのは、ファーストインパクトではなく、セカンドインパクトである。
面接で重要なのは、セカンドインパクトが決まる最初の10分間である。
セカンドインパクトを評価されるものにするには、面接官としっかりとコミュニケーションをとる事である。
本当に必要なコミュニケーションは面接官の意図と興味を感じ取って話し、伝える事。
最後に、コミュニケーションをとる上で言葉以上に重要なファクターをお伝えします。
それは、表情です。
相手の目を見て表情を豊かに表現する事。
これが、面接の成果を決めるセカンドインパクトを高める最大の武器ですので、みなさんも身につけましょうね。
では、また。