みなさん、こんばんは。
安心・安全のための生活情報局
局長のやまさきです。
繰り返しになりますが、私自身もプロフィールでお伝えしている通り、多くの転職を経験しています。また、これまでの企業において採用する側の立場に立ったこともあります。これらの経験から、失敗しない為の情報ではなく、成功する為の情報をお伝えしています。
これまでにも転職に成功する為の様々な情報を当サイトでお届けしています。前回からは成功する為の準備をお届けしています。
今回はその第2弾になります。
まだ、転職活動をするかを決めかねている方はこちらを読んで下さいね。
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第2弾の今回は志望動機についてです。
転職をしようとしているということは、仕事を変わりたいという動機が必ずあるはずなんです。採用する側はこれを重視します。ですので、わたしがこれまでの転職で実際に行った、志望動機の考え方や、ありきたりな志望動機しか思い浮かばない場合の発想の転換法をお伝えするので、成功への最短距離を進んでいきましょう。
転職希望者は新卒以上に明確な志望動機の準備が必要!!
みなさんの中で「志望動機を考えるのはそんなに難しくない」という方はそんなに多くはいないでしょう。この志望動機というものは転職を希望する者にとって最も厄介で困難な課題なんです。わたしの場合は採用する側の立場に立ったこともあるので、その気持ちは非常にわかるのですが、「世の中にある、たくさんある会社の中から自分たちの会社をあなたが、なぜ選んだのか?」ということを知ることはあなた自身の考え方を知るために最良の方法なんです。
逆を言うと転職を希望するあなたは、今現在、会社員として給料を得ているのに、なぜ転職という道を選んだのかを明確に答えられるようにしておかなければなりません。ですから、新卒者よりも明確な志望動機を考える必要があるんです。
わたしもそうでしたが、志望動機を考えるのは大変と感じていませんか?
それは、間違いです。
発想を変えてしまうと、面接官に届く志望動機を考えることが簡単にできます。
現在の会社に対する不満や嫌なことに触れるのはタブーではない!!
みなさんは、転職関係の多くの情報に触れられているでしょう。その中で「今の会社の嫌なところや不満に触るのは良くない」という情報ではないでしょうか。もちろん、今いる会社の悪口を伝えることは良くないですが、現状に対する不満に触れることは悪いことではないということを理解してください。
情報に惑わされずに冷静に考えてみてください。
今の会社や環境に何の不平も不満もなければ、転職活動をする必要はないですよね。単純な話ですが、転職活動をしている時点で、現状に何らかの不平や不満を抱えているのは間違いないんです。ですから、当然、採用する側もその認識で転職希望者には接するのですが、わたしの経験上、現状に対する不平や不満に触れられる方は転職希望者のおよそ1割前後しかいない印象です。
みなさん、これって、とてつもないチャンスなんです。
あなたのライバルは、実際には現状に対して、不平や不満があるにもかかわらず、そのことに触れないように体裁を整えようとした内容の志望動機になりますが、あなたは、現状に対する不平や不満を認識し、それを明確な志望動機につなげることができるんです。採用担当者の目にどちらが誠実で前向きな人と映るでしょうか?
そう、現状の不平や不満を隠し、体裁だけを整えようとしなかった、あなたの方が誠実で前向きな人と感じてもらえるんです。
先ほどもお伝えしましたが、わたしが採用する側にいた際に、現状に対する不平や不満に触れた方はおよそ1割程度しかいませんでした。その中で不平や不満と向き合って、だからどうしたいというところまで考え、志望動機に昇華させていた方は3分の1くらいでした。その方は、もちろん採用になっています。
志望動機を考えるときにするべき2項目
察しのいい方は気付いておられるでしょうが、現在の会社に対する不満や嫌なことをひっくり返すと、それは立派な志望動機になるんです。そうすると現在の会社に対する不満や嫌なことに触れることは多くの情報のようにタブーではなくなるんです。
この発想に基づいて志望動機を考えるんです。
① 現状に対する不平・不満をできる限り多くリストアップする
まず、手始めに不平・不満をできるだけ多く思い浮かべてください。例えば、社内の意思決定の仕方や給与、風通し等々、会社に対する不満は多々とあるでしょう。最終的に伝えるのかどうかはともかく、できる限り多く挙げてください。
きっと、すらすら挙げられる人、なかなか挙げられない人に大きく分かれているでしょう。どちらの方が正しいとか間違っているとかはないですが、自分の考えや感情にしっかりと向き合って考えてください。
② 現状に対する不平・不満の表現を変えて、届く志望動機へ
では、ここからは、「現状に対する不平・不満」をあなたの志望動機へ変換する方法に移りましょう。もちろんあなたが思いついたことをそのまま話したら、ただ角が立つだけでなく、失敗しか待っていません。ですから、これは現状に対する不平・不満だけれども、「明確な志望動機」だと伝わるように表現をしっかり考え、伝える必要があるんです。
仰々しく言っていますが、そんなに難しく考える必要はないんですよ。
例えば、
「新しいことを始めるのに手間がかかる・手続きが面倒」→「フットワークの軽い社風の会社で働きたい」
「上司や同僚と合わない」→「周囲と力を合わせながら仕事がしたい」
「仕事がつまらない」→「自分の希望や能力を最大限に生かしたい」
のように逆の表現に変えるだけです。
まとめ:現状に向き合わずに進めるほど転職は甘くない!
では、採用担当者に届く「明確な志望動機」の考え方のおさらいをしておきましょう。
「明確な志望動機」の考え方
現状に対する不平・不満をできる限り多くリストアップする
現状に対する不平・不満の表現を変えて、届く志望動機へ
今までのわたしの経験からはっきりと言えるのは、「現状に対する不平・不満」に真正面から自身で向き合うことなしに、人を納得させる志望動機は生まれてこないということです。このことは心に留めておいてください。
実際にわたしも数多くの転職を経験していますが、採用につながった面接では、志望動機を明確に届けきれたと感じましたし、後日面接していただいた方と採用の理由について聞いてみたりした時に明快な志望動機が心に届いたと言っていただけました。
まずは、あなた自身と向き合って、転職の成功を勝ち取りましょう。
私がこれまでの転職活動で活用した転職サイトを紹介しておきますので、登録をされておくことをオススメします。
では、また。
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