みなさん、こんにちは。
安心・安全のための生活情報局
局長のやまさきです。
前回はプロローグということで私の転職結果のご報告をさせていただきました。その中で企業規模も前職とは異なり、企業の体質もブラックからホワイトへと変わりました。
ホワイトに変わったからといって、仕事の大変さは同じで、職場が変わってもその点については何ら変わりません。
実はこの部分が肝なんですね。
転職すると何もかもが変わって、すべてがリセットできると思ってしまう方が多いんです。
当サイトでこの記事を読んでくださっている皆さんは、そんなことはないと思いますが・・・。
それでは、第一章の転職を決意するまでの転職決意編をお届けします。
前回の記事を読まれていない方はこちらを読んでみてください。
実録!たった3ヶ月の活動で転職成功するまでの全行程!~プロローグ~
転職に役立つ記事はこちらから。
~第一章~ 転職決意編
転職というのは、経験されている方であればおわかりいただけると思いますが、非常にエネルギーがいることなんです。ですから、思いつきやその場の勢いで退職をしてしまうと、その後は本当に厳しい現実が襲いかかってくるんです。
だからこそ、転職を決意するには結構時間をかけて、真剣に自分自身と向き合う必要があります。
面倒だなんて、思わないでください!
この自分自身との向き合うことが後々転職が成功するための大切なチケットになりますから・・・。
本当に自分自身にとって転職がベストなのか
私は先ほどもお伝えしたように思いつきでは転職は決めません。
まず、転職の二文字が頭をよぎったら、私は我慢はしないです。
自分はなぜ、転職をしたいのだろう?と自分自身に問いかけます。
私の今回の転職では、前職の業績が悪化しており、給与の未払いは発生していませんでしたが、会社のキャッシュがどんどん減っていることは感じていましたし、起死回生の一手を打てるだけの余力もないことを理解していました。さらに会社の方向性が目先の売り上げにこだわりはじめ、現金での売り上げを求め始めましたので、キャッシュの回転が無理になってきていると実感しました。
こうなってしまうと私なりの起死回生の提案は数十提案しましたが、現金での売り上げを実現しにくいスキームであったために承認されることはありませんでした。
さらに、人件費の削減を目的とした実質的な解雇が実施され、残った社員は少数精鋭とのかけ声の下、サービス残業とサービス休日出勤で休みもありませんでした。
このままでは、肉体的にも精神的にも病んでしまう・・・。
さらに私の家族構成は愛する奥さんを筆頭に中学生が二人、小学生が一人、一歳半が一人の構成になっていますので給与の大幅な減額は生活の破綻につながる状況です。こんな状況にも関わらず、会社の業績は伸びず、目先の売り上げのみに走る方向性を認識し、継続的な収益に繋がる方向性を余裕がないの一言で却下する体質に会社としての将来性の無さを実感しました。
少数精鋭の言葉の元に時間無制限で会社に使われる状況、人材の放出、目先の現金収入ににのみ集中しその他を切り捨てるやり方、会社の財務状況の隠蔽、家族の生活。これらすべてを勘案して総合的に考え、この会社で自分自身に将来は無いと判断しました。
自分自身が引きつけられる業務の内容で今後の将来に希望が大きく持てるのであれば、このような状況でもバイトをするなどしてでもしのいで、会社を続けたいと考える性格ですが、人・金・情報に関する考え方がそれまでの状況と全く異なり、私自身が納得できない方向へシフトしてしまったことが転職する決意を促しました。
このような状況の中で私は転職を決意する方向に舵を切ったんです。
ベストな選択かどうか判断する基準とは?
私が転職を決意する時にベストな判断なのか?ということを必ず何度も自問自答します。
なぜなら、転職活動は非常なエネルギーを必要とするからです。費やすエネルギーを現状の会社に対して費やしたときに転職をしたいと考えるきっかけを無くすことができるのであれば、転職を決意することはベストな選択では無いと言うことになるからです。
転職を決意すると言うことは、転職活動と転職先が決定した後、入社後も新しい環境になじむ努力が必要ですので、転職先で自身の能力を発揮し、評価を得るまでにはとてつもない労力が必要になるんです。
当然、今いる会社で様々な問題をクリアすることも非常な労力を要すると思いますが、最終的にはどちらの方が労力として少ないかを判断基準にします。
これが最も重要な判断基準で、その次に会社の経営方針や方向性が変わった場合は、その方向性が自分自身にとって有益な成長に繋がるのかというポイントが第二に重要な判断基準になります。
最後は最重要ポイントと第二のポイントをクリアした後、収入が労働に見合った額のものになる可能性を判断します。
私の今回の転職の場合、完全に方向性が変わり、様々な問題をクリアするには転職をする以上の労力が必要なことは明らかでしたし、収入面においてもトップが描く計画は実現困難な事業計画でしたので、実現できたとしても1/2程度の実現度合いと判断できたので、給与についても良くて1/3カット、最悪で1/2になる可能性が高かったので、いずれの項目も満たしたので、転職を決意しました。
家族への意思表示
転職を決意したときに最も重要なことで決して逃げてはいけないことは家族への意思表示と賛同を得ることです。ここでは、必ず賛同をしてもらうまで話し合ったください。
これは、家族と言いましたが、一緒に生活をしている人のことです。実家暮らしの方であれば親御さんに、独立して結婚されていれば奥さんか旦那さんに、独身で一人暮らしをされている方なら恋人に意思表示を必ずしてください。
理由は2つあります。
1つめの理由は、転職活動は非常な労力を必要とする活動なので周りの人の協力を無くしては実現できないことが多いこと。
特に結婚して独立されている場合は奥さんか旦那さんの理解無くして転職活動はできませんし、面接やエージェントとの面談などで帰りが遅くなったり、休日にスーツで出かけたりとあらぬ疑いや心配をかけることになるからです。
2つめの理由は、自分以外の身近な人に宣言をすることで転職活動をあきらめること無くやり遂げることができるからです。
人は基本的に弱いものですので宣言をすることで転職活動がつらくても逃げることができなくなります。
先の項目で自分自身にとってベストな選択かを考えたときに現状からの逃げ道でしか無かった方は、つらくなると投げ出し気味になるので、逃げ道として転職を選択することはしない方が無難です。
私の場合は、奥さんに自分自身の現状と考えを伝えて、意思表示をし、賛成してもらっています。
決意後してはいけないこと
転職を決意し、活動を始めると決めたときから絶対にしてはいけないことがあります。それは、同僚や取引先に決意したことを話すことです。
転職を決意すると言うことは、あなたの会社はあなたにとって居心地が悪いことは確実です。同僚が同じ気持ちでいたとしてもそうで無かったとしても、転職を決意したあなたはうらやましいと思われたり、ねたまれたりする可能性が高いです。そういう感情を持たれてしまうと上司に告げ口をされるなど、あなたの転職活動を邪魔されてしまう可能性が高くなってしまいます。
また、取引先に話してしまうと巡り巡ってあなたの会社の誰かの耳に入ってくるものです。
ただでさえエネルギーが必要な転職活動ですから、余計なことで邪魔されることはできるだけ避ける方が得策です。
このような理由から、家族のように親しい人には決意を表明する方がいいのですが、会社の同僚や取引先には決して打ち明けないようにしましょう。
ちなみに私の今回の転職もですが、前職の同僚はもちろん、取引先の誰も気づくこと無く転職を決めていますので、全員驚きしか無かったようです。もちろん、社長をはじめとした上層部は青天の霹靂、辞めるはずが無いと信じていたようで、猛烈な引き留めがありましたが、すべてを断り、今回の転職へとつなげています。
まとめ:転職を決意することは自身の棚卸し
あなたが「転職をしたい!!」と思ったときに次のチェックをし、良く自分自身と向き合って、考えてください。
チェックリスト
2)この決意は、あなたにとって逃げ道にしていませんか?
3)今の会社で考えられることはすべてやり尽くしましたか?
4)他社でも通用するスキルを一つでも身につけていますか?
5)転職しかあなたに選択肢はありませんか?
これらのうち、3つ以上あれば、真剣に転職を考え、自分自身の棚卸しを実施してください。
そうすることで、しっかりと現実を見つめることができ、転職活動と現職で齧り付きながら、変化を仕掛けることの費用対効果を見極めることができます。
これまで伝えたようにしっかりと自分自身を見つめ直し、現状を見つめ直し、費用対効果等の現実的な計算をした結果、転職という選択肢を選ばれたら、次の3つは守ってください。
転職活動がうまく進まなくても決してあきらめない
家族(親しい人)に転職の決意を意思表示する
会社の同僚、取引先等の仕事関係の人には決して悟られない
これらを守ることで、あなたは転職活動に専念できますので、あなた自身がしたいと思っている転職の実現に突き進めます。
守らないと様々な邪魔が入って、転職活動どころでは無く、下手をすると転職先を見つける前に解雇される可能性もゼロではありません。
チェックをし、守るべきことを守って、転職活動を成功させましょう。
次回は、「実録!たった3ヶ月の活動で転職成功するまでの全行程!~第二章~」
自身の実績棚卸し編をお届けします。
また、わたしが活用したおススメのエージェントを紹介しておきますので、参考にしてくださいね。
DODA
リクナビNEXT
JAC Recruitment
マイナビエージェント
ぜひ、参考にしていただき、登録だけでもしておくと第二章以降に便利ですので備えておいてくださいね。
では、また。