みなさん、こんにちは。
安心・安全のための生活情報局
局長のやまさきです。
この夏は暑さも激しく、40℃を超える日も多くあり、夏バテをされていませんか?
かくいう、わたしもこの夏ばかりは、堪らなかったですね。
でも、わたしはバテることなくこの夏を乗り切っています。
夏だけでなく、お仕事で無理をしたりする必要があったときに疲れをためない体を作ることができるメニューがあるんです。
実は、夏バテ対策のスタミナメニューってその多くが本当の意味では、解消できないことの方が多いって知っていました?
本当のスタミナ食は夏バテだけに限らず、年間を通して、疲労回復にいい食事なので、今回、そのメニューの一部を当サイトの読者のみなさんにだけお伝えします!!
所謂スタミナ食には要注意!!
みなさんは夏バテや疲れた時にスタミナ食として、焼肉やにんにく、お酢をたくさん掛けたような食事をしていませんか?
これは、みなさんが様々なメディアの情報から体にいいと思って食べた物なのでしょう。
実は、その考え方、間違っているんです。
焼肉は食べ過ぎると「ダル重に」
スタミナをつけないとって焼肉ばかり食べていると、食物繊維やビタミンCなどの栄養素が不足しがちになり、体のバランスが崩れやすくなってしまいます。それに焼肉ってついつい食べ過ぎてしまわないですか?
焼肉を食べ過ぎると胃の機能が低下したり、腸内の悪玉菌が増えてしまうんです。
その結果、深田恭子さんのCMではありませんが、「体がダル重」になってしまうんです。
ニンニクやお酢は内臓にダメージが・・・!?
ニンニクと言えば、スタミナや疲労回復のイメージが強いですが、実は非常に強い殺菌力を持っているんです。
この強い殺菌力が諸刃の剣になってしまい、疲れた体の状態のときにたくさん食べてしまうと、内臓に刺激を与えすぎることになるんです。
そうすると食欲が減退したり、消化吸収に影響が出たりしてしまいます。
食べ過ぎないことが一番ですが、加熱したものでも1日に2片程度で抑える方がいいでしょう。
お酢も疲労回復に良いと言われており、さっぱりとした酸味が得られるので、たくさん掛けてしまいがちですが、お酢は酢酸という強い酸がその主成分です。
強い酸のものを摂取すると消化器の負担になってしまい、ニンニクと同じく、消化吸収に影響が出てしまうことがあるんです。
お酢も掛け過ぎないように、注意をしてください。
本当のスタミナ食はこれだ!!
スタミナの回復には高カロリー食や高タンパク質食を食べることよりも、効率よく疲労を取り除くことが重要なんです。
そのためのキーワードは、アスパラギン酸、タウリン、ビタミンB1、亜鉛です。
これらを効率よく摂ることができるメニューを提案します。
モヤシ炒めで疲労毒を排出
もやしには「アスパラギン酸」が豊富なんです。この「アスパラギン酸」は老廃物であるアンモニアを体外に排出する効果が高いんです。
老廃物の排出を促進して疲労回復の食事に。
ただし、モヤシは火を通しすぎるとせっかくの栄養素が流れ出てしまうため、サッと炒めるのがベスト。
ただ、さっと炒めると生っぽいことがよくありますよね。
これは私の裏技ですが、モヤシを炒めるときにモヤシをフライパンで軽く混ぜ、全体に油が回ったタイミングで大さじ3杯程度の水を入れるんです。
コンロは常に強火で加えた水がなくなるころにはモヤシに火が通って、シャキシャキの触感が実現できますよ。
魚介たっぷりメニューで内臓機能強化
魚介類には、栄養ドリンクでも有名な「タウリン」がたっぷり含まれています。
この「タウリン」は内臓の機能を強化し、スムーズに血液が巡るようになって、よく動ける体に大変身できます。
エビやイカ、タコ、ホタテなどをたっぷり使って、暑い季節にはさっぱりするマリネに、寒い季節にはビタミンCが豊富なトマトと合わせてトマトスープに。
どちらのメニューでも疲労物質に働く酢をあわせて、さっぱり風味がグッドです。
豚肉の肉じゃがで疲労回復
普段は牛肉を使う肉じゃがに豚肉を使うと、豚肉に多く含まれるビタミンB1が疲労回復に効果的なんです。
肉じゃがにつきものの玉ねぎが血流をよくするので、回復のスピードもアップします。
さらに、豚肉のアスパラギン酸とじゃがいものカリウムの組み合わせも、老廃物排出に効果的でグッドです。
このメニューは一年間通して使える疲労回復のスペシャルメニューです。
トマト納豆で疲れが抜けやすい体に!
現代人は仕事や不眠など様々なストレスにさらされています。
このストレスにさらされている状態が長く続くと血液の中から「亜鉛」が減少して疲れが抜けない体になってしまうんです。
スタミナキープには、疲れが抜ける体にするのが一番。
それには手軽な納豆で亜鉛を補給するのがおすすめなんです。
ビタミンCを含むトマトと混ぜ、亜鉛を効率よく補給することができます。
納豆にトマトって、みなさん感じてしまうかもしれませんが、トマトにはうまみ成分のグルタミン酸が多く含まれているんです。
納豆とグルタミン酸は相性がいいので、実はトマトと納豆って相性がいいんですよ。
最後に、勘違いのないように、あえてお伝えします。
これまでのスタミナメニューがすべて良くないというわけではありません。
もちろん、効果もあります。
ただ、盲目的に信じて、そればかりを食べてしまうと良くないということです。
今回、お伝えした、わたしのメニューは、私自身が実際に試して、効果があったものの一部です。
みなさんも、この記事をきっかけにみなさん自身に合った疲労回復メニューを探してみられては、いかがでしょうか。
では、また。