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安心・安全 裏話

賞味期限と消費期限の違いは? 期限切れの食品、いつまで食べて大丈夫?

赤ちゃん、安心のイメージ

 

みなさん、こんにちは。

安心・安全のための生活情報局

局長のやまさきです。

 

年の瀬も迫り、おせち料理などの香りがしてくる時期が来ましたね。

先日、テレビで情報番組を見ていると、おせち料理をお正月に食べる家庭が減ってきていると言っていました。

みなさんのご家庭では、おせち料理はお正月に食べられますか?

二日も三日も同じものを食べるなんて・・・。

 

見たいな声も聞こえてきそうですが、日持ちを良くするために、味付けが濃くなっているんですよね。

 

さて、今日は日持ちの話を出してしまいましたので、みなさんも、時々迷われていると思いますが、賞味期限と消費期限についてお話をしたいと思います。

賞味期限と消費期限

 

賞味期限とは

賞味期限とは、定められた方法に従って、その食品を保存した場合に、その食品が期待される全ての品質を充分に保っていると認められる期限のことを言います。

少し、難しい言い回しになりますが、法律でこのように規定されているんです。

簡単にいうと加工食品で、その商品を美味しく食べられる事を保証する期間のことです。

 

消費期限とは

消費期限とは、定められた方法で保存した場合に、品質が劣化しやすく、速やかに消費すべき食品(製造または加工後およそ5日以内で品質が劣化するもの)について、腐敗、変敗などの劣化に伴う衛生上の危険が発生するおそれがないと認められる期限のことをいいます。

これも法律で規定されている内容ですので、少し難しい言い回しですね。

簡単にいうと、その商品を安全に食べられる期間のことです。

賞味期限切れは食べても大丈夫?

賞味期限は簡単に言えば「美味しく食べられる期限」です。

法律では、「全ての品質を保っている。」と規定されていますので、私が知っている企業では、色が少し濃くなるからであったり、香りが弱くなるから、といった基準で賞味期限を短く設定されていた会社も知っています。

ただ、「美味しく食べられる」の中には、色(見た目)や香り(風味)の劣化が味全体に影響する場合もあるので、その事がいけないとは言い切れませんが。

 

賞味期限切れの食品は積極的にはオススメしませんが、多少の期限切れは食べる事ができます。

実際に賞味期限切れの食品を特価で販売しているスーパーもあるくらいですよ。

きちんと期限が切れている旨を案内していれば、販売しても良いんです。

ただし、賞味期限が切れても食べられるといっても、何ヶ月も過ぎたものは、さすがに食べられないと考えて下さい。

賞味期限が切れても食べられるといっても、その品質は、どんどん劣化している事も事実ですので、そこはバランスな気がします。

 

消費期限切れは食べても大丈夫?

消費期限は切れたら、食べない方が良いです。

ただ、1日~2日程度であれば、大丈夫な気はします。

このあたりは、ご自身の鼻メーターで感じ取って下さい。

消費期限の規定は「衛生上の危険が発生するおそれのない期限」ですので、安全に食べられる期限です。

以前も安心と安全について、考えた事がありましたが、その時にも安全の中に安心のファクターは充分に入っているとお話をしたと思います。

ですので、安心して食べてもいい期限が消費期限と言えますので、消費期限切れの食品を食べる事は危険を冒す、リスクを承知でトライして下さい。

 

期限の決定はどうしている?

消費期限や賞味期限はどうやって決められているのか、みなさんも知りたいですよね。

どちらの期限も基本的には同じなんですが、試験をして決定します。

その食品を実際の製造設備を使用して製造(少量のテスト生産)し、それを保存試験(または虐待試験)をして、その結果に基づき、決定します。

たとえば、試験の結果として100日間商品が美味しく食べられる状態にあると判断できた場合、その70%程度の安全係数をかけて賞味期限の設定をしているメーカーが多いです。(わたしが知っているところでは商品により係数が違っていましたが、80%を超える安全係数はありませんでした)

この場合、実際には100日間、美味しく食べられるけれど、より安全性を高めるために70日の賞味期限を設定します。

先ほどの賞味期限切れでも食べられるのかどうかのお話で、ある程度は過ぎても食べられるという風にお伝えして、何日くらい食べられるというふうに日数は明確にしなかったのは、何故でしょう?

私達が手にする食品は賞味期限は記載されていても、製造日はあまり記載されていません。

賞味期限の設定時に安全係数を掛けているとしても、製造日から何日の賞味期限の商品なのかが分からないので、賞味期限が過ぎても何日までは大丈夫と言えないんです。

ですので、1週間程度は恐らく、何の問題もなく食べる事はできると思いますが、それ以上のものについては、商品の状態を確認してからの方がいいと思います。

消費期限については、5日間の消費期限の商品であれば、実際には7日程度は安全のはずですので、保存条件などを守っていた場合、1日程度は大丈夫と思いますが、それ以上に短い賞味期限の商品であるとするなら、過ぎたものは危険と思います。

 

結論:「もったいない」を忘れずに!

消費期限と賞味期限はメーカーで試験をして決められています。

その期限内に食べてしまうのが、最もいいことと思います。

ですが、忘れてしまったりして、少し過ぎた場合には、賞味期限の商品はそれほど過ぎていなければ、食べても大丈夫。

消費期限の商品は、危険なので、できるだけ食べない。

どうしても食べたい場合は、しっかりと確認をして食べるようにする。

みなさん、期限切れの食品を食べる事を奨めているわけではないですよ。

「もったいない」と思った時に安全に且つ、安心して食べて頂けるように情報をお伝えしています。

期限切れの食品を食べるのは、全て自己責任です。

わたしは、平気で食べていますが・・・。

油分の多い食品は期限切れは食べないようにしています。

このあたりのお話も今後にしていきますので、お楽しみ。

コメントをいただけると、優先していきますので、みなさん、応援がてら、コメントをください。

では、また。

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