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コンビニのお弁当が危険!は添加物が原因なのか?真実を暴露します

 

みなさん、こんばんは。

安心・安全のための生活情報局

局長のやまさきです。

今日は、何かと悪者のにイメージが強い、コンビニのお弁当について、本当に危険なのか?もし危険だとすると、それは、食品添加物が原因なのか?など、みなさんが疑問に思われていたり、不安に思われていることについて、食品開発をしてきて、某大手コンビニのメニュー開発メンバーでもあった、私がお答えします。

 

コンビニのお弁当には、なぜ食品添加物が入っているのか?

コンビニ弁当と聞くと、みなさんは「保存料」、「着色料」などの食品添加物が大量に使用されていて、たくさん食べることは体に良くないと思っていませんか?

コンビニの弁当にかかわらず、いわゆる加工食品に食品添加物が使用されている理由については、ご存知ですか?

食中毒を未然に防止する

コンビニのお弁当は、スーパーのお惣菜売り場にあるお弁当のように店舗内で作って、出来立てを並べるものとは異なり、地域ごとにある拠点となる工場で大量に作られて、店舗に並べられています。

ですので、どうしてもスーパーに比べると、出来上がりから店頭に並ぶまでに時間が掛かってしまいます。

食品添加物を使用しないで、そのまま、輸送していると、店舗に着くまでにお弁当はかなり傷んでしまいます。

傷んだお弁当を食べると、わたしたちは食中毒を起こし、健康被害を受けてしまうかもしれません。

工場で作られたお弁当が、輸送されて、みなさんの口に入るまでの間に傷まないようにコンビニのお弁当には食品添加物を使用する必要があるんです。

 

商品であるが故に見た目を良くする

みなさんは、ご自宅でおべとうを作った時に、出来立てのお弁当と出先で広げたお弁当の見た目が同じだったことはありますか?

わたしはありません。

そう、時間のたったお弁当は、おにぎりの海苔が湿って、しんなりしていたり、揚げ物は油が回ってべちゃべちゃになっていたり・・・。

こんなお弁当がコンビニの店頭に並んでいたら、あなたは買いたいと思いますか?

きっと、買わないですね。

揚げ物を香ばしく、野菜や果物はみずみずしく、のように見た目を美味しそうに見せるためには、やっぱり食品添加物を使用する必要があります。

まるで出来たてのような美味しさを届けるため

コンビニのお弁当はいつ食べても美味しいと思いませんか?

もちろん、コンビニのブランドによって味の傾向は違うので美味しく感じない場合もありますが、自宅で作ったお弁当を電子レンジで温めて食べても、コンビニのお弁当ほど美味しくはならないですよね。

コンビニのお弁当の場合は、電子レンジで温めると出来たてのお弁当のように感じる時もありますよね。

これって、食品添加物を大量に使用しているからできるんだと、みなさんは考えておられませんか?

ここは、開発者だったからお話できる本当の裏話なのですが、ご飯や麺なんかには、食品添加物がある程度は使用されていますが、副菜いわゆるおかずや具については、特別に食品添加物を多く使用したり、専用の食品添加物を使用したりは、ありませんでした。私たちメニュー開発者に求められたのは、電子レンジで加熱した段階で調理が完了するような工場での調理法法の開発や調理レシピの開発でした。

コンビニのお弁当は危険か?

コンビニのお弁当は工場からみなさんの口に入るまでに時間が必要ですので、その間に腐敗したり、見た目が悪くなったりしないように食品添加物を使用しています。

食品添加物と耳にすると、みなさんは、健康被害の原因となる悪い物質というイメージがありますよね。

以前のお話でも食品添加物について(食品添加物は安心な生活を脅かすのか?)はお話していますが、コンビニのお弁当に使用されている食品添加物は健康被害を恐れなければならないほどの量なのでしょうか?

添加物のリスクと食中毒のリスク、直ちに命にかかわるのは?

コンビニのお弁当は「食品添加物を使用しているから危険だ!!」と考えている方もみなさんの中にはおられると思います。

もう一度、よく考えてみて下さい。

一般的な加工食品には、ほぼ100% 食品添加物は使用されていますよね。

お菓子や冷凍食品、カレーのルー、たれ、等、原材料表示を見ると最低でも1つは食品添加物が入っています。

これは、当情報局の食品添加物に対する考え方ですが、今の社会では食品添加物はなくなりません。本当に無くそうと思うとそれは便利さを放棄するしかないです。

ただ、わたしたちは、日々食品添加物を少なからず摂取しているんです。

そして、わたしを含む多くの方は、毎日食品添加物を摂取していても普通に過ごしています。

つまり、コンビニのお弁当を含む加工食品に使用される、食品添加物を毎日摂取していても甚大な健康被害は発生していないとも言えます。

もちろん、長い目で見ると食品添加物はわたしたちの身体に対して何らかの作用を生じる可能性はあります。

現在の便利な生活を享受する上で食品添加物の摂取リスクよりもそれを使用していない、傷んだお弁当を口にして、食中毒という健康被害を蒙って、命の危険にさらされるリスクの方が、わたしにはより現実的なリスクのように感じます。

実は食品添加物の使用量を減らしているコンビニ

わたしが在籍していた頃からもそうでしたが、某大手コンビにでは食品添加物を減らすための取り組みをしていました。

工場の衛生管理の徹底やより効果的な衛生管理手法の開発、工場での調理工程の見直しによる、鮮度維持の時間延長や流通過程での温度管理の徹底など・・・。

これまでも実施していて、きっとこれからも実施していくと思っています。

また、コンビニって不思議な業界で、あるコンビニが新しいことを始めると他のコンビニも必ず同じことかそれ以上のことをしようとするんです。しかもスピーディに。

コンビニのお弁当に使用される食品添加物がゼロになることは、恐らくないと思います。ですが、減らす努力は続けていくと感じています。なぜなら、努力をやめたところから、わたしたちお客さんのに離れられてしまうことが判っているから。

 

コンビニのお弁当を食べる時の注意点

コンビニのお弁当は危険じゃないというと、実はそれは間違いです。

先ほどまでは食品添加物という観点で見つめると、「使用しないで発生する可能性が高まる、食中毒の方が危険ですよ。」という、お話をしました。

では、何が危険なのか、そのリスクについてお伝えします。

ビタミン不足

コンビニのお弁当には、あまり野菜が入っていません。ですので、野菜が不足しがちです。

どうしても、自分の好物ばかりを買ってしまいますから・・・。

毎日、自分が好きなコンビニのお弁当を買い続けると・・・。

ビタミンが不足して、総合的な栄養失調になってしまいます。

ですので、お弁当と同時に野菜も購入するようにするか、コンビニのお弁当を食べるお供は野菜ジュースにするなどして、栄養のバランスに気をつけてください。

高血圧

コンビニのお弁当は、どちらかというと、味は濃いです。

濃い味付けというものは、基本的に塩分濃度が高いです。

塩分の摂取量が増えることで生じる可能性が高くなる病気としては、高血圧があります。

高血圧は万病の元とも言われていますので、できるだけ、味の薄めのお弁当を選ぶようにしましょう。

 

まとめ

コンビニのお弁当が危険!とよく槍玉に挙げられていますので、分かりやすく、食品添加物の使用という観点からまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

コンビニのお弁当は食品添加物を使用しているから危険というのは真実ではないのですが、コンビニのお弁当が様々な健康被害の元凶になり得る、お弁当という部分については真実です。

その危険を回避するために必要なのが、「栄養バランスを考える」ということです。

カロリー表示を気にするやナトリウム量(食塩相当量)を気にする、サラダを同時に購入する等‥。

いつでも、欲しいものが買えるコンビニは便利ですが、自分の身体は自分で守りましょう。

では、また。

局長やまさきのイメージ


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